今日、あるお客様のところに配達に行くと「龍踊り」の銅鑼の音が聞こえてきました。「おくんち」のビデオを見ておられたみたいで。。
「こんにちはー楽らく便でーす」と声をかけてもなかなか出てこない。やっとお客様が出てきたと思うと号泣しておられる姿が。。
「どうしました?」と声をかけると。
「感動して涙が止まらない」とおっしゃられる。
龍踊りを見ると、昔を思い出すそうで、昔元気だった頃は龍踊りが出る「おくんち」には毎回御諏訪さんに見に行かれていたそうです。
元気だった思い出と龍踊りの銅鑼の音に気分が高揚してか、ものすごく泣いておられました。
お話も気分が高まってか「今年の龍踊りはよう高くあがっとる」「最高だー」っと感激の嵐。
私もそれに感激して、「本当に最高の演技でした」っと返してしまいました。
「えーあんた今年、御諏訪さんに行ったと?」
「よかねー、私は昔元気だった時は毎回見にいっとったとよー。よっかったろー?」と聞かれ。。。
「はい、いとこが龍の尻尾ばもっとっけん見に行ったとですよ」とうそをついてしまいました(笑)
いとこが尻尾を持っていたのは本当、御諏訪さんに居たのも事実。
でも、演技は見れなかったから、今日はうそをついてしまいました。。
本当は、龍踊りに出る人達へのパンとジュースを配達するために、御諏訪さんに居たのです。踊り町が演技をするまで待機する控えの駐車場にいたので、太鼓の音は聞こえても、少しだけ龍の頭が見えても、実際に演技を御諏訪さんで見たわけではなかったのです。
しかし、もはやワンピースのウソップ状態、お客様の感激に合せて、庭先回りでJマートにきた龍踊りをさぞ御諏訪さんで見たように感動を語り合い、配達は終了しました。
私の「ウソップ」の話は置いといて、、「おくんち」恐るべしとあらためて思いました。
長崎で、長年続く秋の行事「おくんち」その出し物の一つが1人の人を感動させ、号泣させ、何回もビデオを見るようにさせてくれるのは、まさに地域の宝。
長年の伝統や歴史を引き継いで行われる「お祭り」。感動を共有する大切な時間。来年も楽しみです。
最後にJマートのトイレにある「本日の格言」!
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